多様性のある学びの場を生む「地域みらい留学」

過疎・少子高齢化がすすむ中山間部や離島などの地域では、地域持続性が低下し、生徒数の減少による高校の統廃合が進んでいます。
こうした地域は現代における社会課題の山積地ではありますが、自然や歴史、人とのふれあいをはじめとした多様な社会的原体験を得られ、貴重な教育的価値がある地域でもあります。

「地域みらい留学」の3つの魅力

地方の高校へ進学する都会の中学生と、
全国から生徒を募集する公立高校との出会いを生み出す「地域みらい留学」の具体的な魅力を紹介します。

1.少人数教育を活かした挑戦しやすい環境

生徒数が少なく一人一人の出番や活躍の機会が多いという環境を活かし、やりたいことにどんどん挑戦できるチャンスが得られます。

2.最先端の社会課題を体感

留学先で目の前にあるのは、後継者不足や商店街の衰退などの日本全体が抱えている問題。

本気でそれらの解決に取り組む地域の人とふれあうことで、当事者として問題を考えられるようになります。

3.地域の生活から生まれる精神面での成長

都市部と比較すると不便なこともある生活ですが、少ない資源を活用する知恵や自律心が育まれます。

多様な人との協働が必須となる環境では、コミュニケーション能力なども鍛えられます。

本気でそれらの解決に取り組む地域の人とふれあうことで、当事者として問題を考えられるようになります。

地元の高校生にも刺激が生まれる

少子化・過疎化が進んでいる地域では小中学校は同じ顔ぶれで過ごすなど、限られたコミュニティの中で生活しています。
それは価値観の同質化や生徒間の序列化につながりかねません。「地域みらい留学」で移住してきた生徒と接することで新しい文化や価値観に触れ、適度な刺激や競争が生まれることで多様な価値観を醸成することができます。

新しい人の流れ

「地域みらい留学」は、単なる地方の人口減少対策ではありません。
「都会には無い魅力的な教育環境が地方にはある。」自信をもってそうおっしゃる校長先生や市町村長に全国でお会いしてきました。
親元を離れ自立した状況で歴史や文化、自然に触れる。モノがなくても自分でなんとかする。助け合いや思いやり…合理を越えた関係性を体感する。これらは全て地方だからこそ成り立つ"まち全体が教育環境"という魅力。人集めではない「地域みらい留学」が、高校進学の新たな選択肢となり意志ある人の還流を生む。そうした還流こそが低下していた地域持続性を高めることにつながると考えています。