次男は帰国子女が多く集まる東京の私立高校に合格していました。
グローバルかローカルか悩んでいましたが最後は津和野高校受験を自分で選択しました。
彼は私が買った『里山資本主義』を勝手に読んで、勝手に刺激を受け(笑)漠然と地方のまちづくりに関心を持ちました。でも実際の地方はどうなのか分からない。
ならば身を置こうと。
地方の暮らしを高校で経験し、何を学ぶか明確にしてそれで大学を選びたいと。
勉強は自律でやらなくてはいけないなどの不安もありました。が最後決めたのは自分のやりたいこと(プロジェクト)を伴走支援してくれる仕組みや人がいること。また先に実践しているロールモデルの先輩がいたことも大きな後押しになりました。
既に馴染み、たけのこ採り、お茶屋さんのイベント手伝い、そしてヒッチハイクまで経験し、どっぷり地方の暮らしを満喫しています。 高校は大学合格のための機関ではなく、どんな大人になりたいか、どんな仕事をしたいかを考えるかけがえのない経験の場であってほしいと思います。
この意思決定をした息子を誇りに思います。たまにやりとりする近況報告も楽しいですし、彼がどんな大人になっていくのか、親としても好奇心しかありません(笑)
※本内容は、2018年4月当時のものです。