地域みらい留学を考えている君へ
君には、世界はどんなふうに見えているでしょうか。
君がもし都会にいるなら、24時間開いているお店にいけばとりあえず何でも売っている、魚も肉も野菜もどこにだってある、お金さえあれば生きていくのに困ることはない…と感じているかもしれませんね。
でも、あなたがお金で買っているその「何か」は、最初からそこにあったものではありません。
たとえば魚。 漁師さんたちが朝早くから体力と技術とを駆使して一生懸命獲ってきたり、養殖を営む人たちがいろんな工夫をして育てたりした魚たちを、運転手さんたちが夜通しトラックを走らせてくれて、ようやくお店に並ぶのです。
そこには、いろんな問題や、苦労がたくさんあります。 今まで見えていなかった世界の姿。
僕は、隠岐の海士町で、あらためてそれをたくさん知ることができました。
そして、地域の方々…大人も、若者も、子供たちも…が、そこにあるいろんな問題に活き活きと取り組んでいる姿を見て、僕も一緒に、僕にできることをしたい!と強く感じました。
今、僕は海士町の皆さんと一緒に、未来を創る仕事をさせていただいています。
君も、地域みらい留学を通して、今まで知らなかった世界の姿に 触れることができるでしょう。
そして、どこで生きていくとしても、みんなと一緒に未来を創っていく喜びを学んでもらえると思います。君が来るのを、待っています。
サバ博士