多世代多文化の人たちと実践的に学んだ人の方が強い

20世紀は、地方から都市に人口が移動する時代でした。
人口と経済が急激に拡大する社会では、より偏差値の高い学校へ、より都会の大学へ進学することが、よりよい人生につながっていました。
いまは、違います。 規模は大きくならないかわりに、情報技術やグローバル経済や地球環境などの問題が複雑に絡まりあった時代。地方と都市の関係が問い直される時代。
時代が変われば、社会に必要な人材や「よい教育」のかたちも変わります。
これからは、これまでのやりかたや常識を超え、新たな社会を切り開くセンスと実行力を持つ人が求められます。
そのためには、地域の自然やコミュニティ、先端の情報技術や国際交流を10代のうちから存分に経験し、多世代多文化の人たちと実践的に学んだ人の方が強いのは当たり前です。
残念ながらまだ大人たちの頭には「古い思考の習慣」が残っていて、そんな当たり前が通用しないこともあるかもしれません。それでも、未来は地域にこそあると間違いなくいえます。
都会で生まれても、高校時代は地域に根ざしたのびのびとした環境で実践的に自分の力を蓄え、再び大学でいろいろなチャレンジをするというような選択が普通にできる時代はすぐそこです。
勇気を持って、自信を持って、地域という未来に飛び込んで欲しい。心から応援しています!

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