娘が「ここではないどこかへ」と言い出したのは中学2年の進路面談の時。
最初は海外も希望していたのですが経済的な理由もあり、代わりに「しまね留学」はどう?と持ち掛けたところ即座にのってきました。
夏休みを利用し学校見学。空気がおいしく、子どもたちも先生ものんびりとした雰囲気のある飯南高校を迷わず選びました。
とはいえ、娘を送り出すのは本当に寂しくてつらかったです。
そんな思いを跳ね返すかのように娘は入学早々からしまね生活を謳歌。
地元のお友達もすぐにでき、見事に方言はうつり、東京生まれ・東京育ちとは思えない溶け込みっぷりです。
毎日暗くなるまでバレーをしたり、鉄棒で逆上がりの練習をしたり、雪の日はそりすべりにかまくらつくり。
なわとびで二重飛びができるようになったのは飯南高校に来たからだとおもいます。
島根に行ったことで、子ども時代に忘れてしまった大切な何かを取り戻している、そんな気がしています。