■しまね事業の目的
島根県は教育魅力化の発祥の地です。
島根県に関わる多様なパートナーと協働しながら島根県における次の高校魅力化をリードし、「意志ある若者」を育む魅力ある教育環境を進化させることを目的に事業展開をしています。しまね事業としては、主に共学共創事業と人づくり事業の2つを展開しています。
■共学共創事業とは?
島根県教育委員会との協働を軸に、県内の高校魅力化を推進し、全国に先駆けた県単位の高校魅力化のモデルづくりを行っています。
<PDCAサイクルが回ったコンソーシアムの構築>
県内のすべての高校に設置されたコンソーシアムがPDCAサイクルを回し、活動推進ができるよう研修を行っています。
<地域社会と協働した質の高い探究学習の推進>
教員向け探究学習推進研修やしまね探究フェスタ(島根県立高校の代表が一同に介し、互いの探究活動について発表し合う場)の運営を通じ、質の高い探究学習の推進を行っています。
<高大連携>
県内進学率を高めるため、オンライン進路探究ゼミを運営し、島根大学・島根県立大学を志望する学生向けの相互型選抜対策を実施しています。
■人づくり事業とは?
大学・産業界・卒業生という社会資源を島根県全体で活用し、島根の未来をつくるリーダーを育成する人づくり事業を展開しています。
<しまね未来共創チャレンジ>
島根の次世代リーダー育成のため、2022年から展開しているプログラムです。高校生版では、「やってみたいをやってみる」をキャッチコピーに、高校生が関心のある社会課題やテーマを設定し、課題を解決するためのプロジェクトへの支援を行っています。大学生版では、県内在住もしくは県内高校を卒業した、U25を対象に、事業化・起業の支援を行っています。島根県全体の産業界や高校・大学等の教育界、島根県庁・松江市等の行政、テレビ局・新聞社を中心とするメディアが連携し、オールしまね体制で実施をしています。
しまね未未来共創チャレンジサイトはコチラ
<しまねセカンドキャンパス>
島根県/しまねぐらし推進課からの委託を受け、島根県内の高校を卒業し県外に進学した学生のための、第二の学び場(キャンパス)として、プログラムを展開しています。県外進学後も島根の人々や地域と関わり続けるプログラムや活動を提供することで、卒業後の島根への還流の機会づくりをしています。
しまねセカンドキャンパスnoteはコチラ
<みらいバディーズ>
「卒業生(先輩大学生・若手社会人)が高校生のサポーターに」
卒業生が、高校時代の探究学習やプロジェクト活動の経験等を活かし、総合型選抜等で大学入学をした卒業生と、総合型選抜での入試を希望する高校生との1on1の機会や高校生の探究学習/キャリア教育の授業などのサポーターとしてマッチングするシステムを開発しています。卒業生から高校生への恩送りを促進し、卒業後の島根との接点をつくりだしています。