18歳で海を渡り、行き着いた答え。「15歳で地方に飛び込む価値を、全国へ」―地域みらい留学に懸ける想い 職員インタビューvol.3 坂内佑太朗さん

インタビュー

18歳で海を渡り、行き着いた答え。「15歳で地方に飛び込む価値を、全国へ」―地域みらい留学に懸ける想い 職員インタビューvol.3 坂内佑太朗さん

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坂内佑太朗さんはアメリカの州立大学を卒業し、縁もゆかりもない島根へ飛び込み、地域・教育魅力化プラットフォーム(以下、CPF)に入職しました。現在は法人や自治体向けの営業、さらには新規プロジェクトの立ち上げを担い、CPFの最前線を全力で走っています。「希薄になりがちな現代社会だからこそ、地域みらい留学を全国に届ける意味がある」と力強く語る坂内さんに、入職のきっかけから将来の大きな野望まで、熱い想いを聞きました。

アメリカから島根へ。人生を変えたCPFとの出会い

  1. QCPFへの入職を決めた理由を教えてください。

新潟の出身で県内の高校を卒業後、アメリカ・ニューヨーク州立大学へ進学し、黒人史や経済学を学びました。現地で就職するつもりでしたが、コロナ禍で日本へ帰国しました。そんな時にたまたまFacebookで「地域みらい留学」を知りました。

「15歳で親元を離れ、縁のない地方で異文化や地域の人と触れ合って暮らすことには、絶対に価値がある」と直感しました。

そこから門前払い覚悟でインターンを直談判し、気づけば1年間島根に滞在しながらCPFで働いていました(笑)。一度大学を卒業するために離れましたが、「15歳で挑戦の旅に出る若者をもっと増やしたい」という想いが溢れ、卒業と同時に正規職員として入職しました。

決め手は実体験として「地域みらい留学」の価値と可能性を確信していたことです。

僕の座右の銘に「人のゆく裏に道あり花の山」という言葉があります。同期が海外へ飛び出す中、自分だけは日本の地方である島根へ飛び込み、当時はまだ10人規模だった組織で全国を駆け回りました。あの選択には今でも一切の後悔がありません。

もう一つ、忘れられない理由があります。大学卒業のタイミングで、父親が雪山で急逝する事故がありました。人生に途方に暮れていた僕に手を差し伸べてくれたのが、CPFの仲間や島根で出会った人たちでした。血は繋がっていなくても頼れる「家族」のような存在ができたことで、心の拠り所があれば人はまた立ち上がれると知ったんです。

希薄になりがちな現代社会だからこそ、この取り組みを全国に届ける意味があると心から信じています。

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「この地域に、留学生が来た!」その瞬間を目指して

  1. Q担当している仕事とそのやりがいを教えてください。

今はチームリーダーとして、年間の目標達成に向けてマネージャーと連携しながら、現場のフロントにもガンガン立っています。ミッションは大きく分けて3つあります。

一つ目は北海道をメインとした法人営業です。民間企業から「スポンサー型奨学金」の協賛を集める動きをしています。奨学金によって地域みらい留学への経済的ハードルを下げ、意思を持って北海道に飛び込む留学生と企業をつなぐ取り組みです。今年の5月には、北海道大手の北洋銀行さんと包括連携協定を結び、共同セールスがスタートしました。

二つ目は自治体への営業です。全国の小規模校や地域唯一の高校がある自治体へ地域みらい留学の導入を提案しています。高校と自治体の双方から合意を得る必要があるため、それぞれの立場に寄り添いながら丁寧に説明を重ね、翌年度の予算獲得と新規受け入れを目指します。

三つ目は今年スタートした新しいプロジェクトで、地域みらい留学に参画している地域への派遣人材の採用・調整です。 地域みらい留学は全国約190校に広がっていますが、参画したばかりの地域はノウハウや人員が不足しがちです。スタートダッシュを支えるため、弊財団の職員を現地に駐在させて立ち上げを伴走サポートしています。そのための人材採用や地域との調整を担当しています。

多岐にわたって業務をしていますが、一番のやりがいは参画1年目の高校に初めての留学生が入学した瞬間です。営業としては受注時点で一区切りなのですが、試行錯誤しながら募集活動を走り抜き、無事に第1期生を迎えた吉報を聞いたときはやっぱり最高に嬉しいですね。

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将来は故郷で世界に誇れる街づくりに挑戦したい

  1. Q今後CPFで挑戦したいことや、目指すキャリア像は?

将来的には故郷の新潟で首長になり、世界に誇れる街づくりに挑戦したいと思っています。この仕事を通じて、20代のうちから全国の首長や経営者の方々と対峙し、地域のために汗を流す大人の姿をたくさん見てきました。

だからこそ今、誰よりも地域と深く向き合い、現場を動かす実践知を圧倒的に蓄えたいんです。ここで得るリアルな課題解決の経験すべてが、将来新潟で掲げるビジョンの確固たる糧になると確信しています。

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越境を楽しみ、多様な仲間と地域のみらいをつくる

Qどんな人と一緒に働きたいですか?

「やり切る意志がある人」と「多様な人とのコミュニケーションを楽しめる人」です。

地方の人口減少や廃校危機は、まさに待ったなしの課題。参画校を増やし、留学生を広げ、地方の公立高校への進学が当たり前の選択肢になって初めて社会が変わります。だからこそ、泥臭くても山を登りきる実行力が大切です。

CPFは「越境」が当たり前です。メンバーのバックグラウンドは教育、行政、民間、海外とバラバラ。だからこそ自分の領域に固執せず、境界線を越えて自然と助け合う風土があります。新潟生まれ・アメリカ経由・島根着だった僕のような越境者を、面白がって受け入れてくれる温かさがある組織です。「やり切る意志がある人」と「多様な人とのコミュニケーションを楽しめる人」です。

少しでも「地域みらい留学の可能性」にワクワクしてくれたなら、ぜひ一緒にその価値を社会へ届けに行きましょう。

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