地域みらい留学「日本まるごと高校フェス」in東京  開催レポート

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地域みらい留学「日本まるごと高校フェス」in東京  開催レポート

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地域みらい留学「日本まるごと高校フェス」in東京  開催レポート〜全国114校と760組がリアルに出会った2日間

様々な情報がオンラインでも気軽に得られるようになった今、在校生や先生と直接話して学校や地域の空気を感じられる場にはまた違った魅力があります。住んでいる都道府県の枠を超え、地方の公立高校で3年間を過ごす国内進学プログラム「地域みらい留学」。その魅力を存分に知ることができる対面イベント「日本まるごと高校フェス」が6月20、21日、東京都内で開催されました。

今回は全国から114校が参加し、約760組の中学生と保護者が来場。会場では、学校説明ブースや体験ブース、ステージ企画を通して、それぞれの地域みらい留学の高校や地域の魅力に「リアル」にふれる姿が見られました。熱気あふれる2日間の様子をお届けします。

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特色ある学びや部活動をリアルに体験!「体験ブース」

「体験ブース」では、参加者が目を輝かせる姿が見られました。恐竜で有名な福井県にある県立勝山高校は、貝の化石などを発掘する体験を実施。体験した中学2年生は「初めての体験で楽しかった。知らない高校だったけど興味を持つきっかけになった」と話しました。

また、寺社や日本家屋など、昔から受け継がれてきた木造建築の技術を専門的に学ぶことができる熊本県立球磨工業高校では、宮大工として就職が決まっている在校生が指導にあたり、中学生たちが慣れない手つきでカンナ削りに挑戦していました。

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全国114校が熱烈PR「学校説明ブース」

学校説明ブースでは、全国的にも珍しい服飾デザイン科を持つ佐賀県立牛津高校が注目を集めていました。同校のブースでは、経験豊富な外部講師から専門知識を学べることや、3年生の卒業制作で自分の作った衣装を着てファッションショーを行うことなどを在校生や先生が説明。ファッションショー実行委員長を務める3年生の大山莉緒さんは、「中学生を相手に魅力を伝えることは難しかったけど今まで授業で培ったプレゼン力を生かすことができた。今回をきっかけに学校に来てもらえたらうれしい」と笑顔で語り、ブース運営を通じて高校生自身が大きく成長する場にもなっていることがうかがえました。

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魅力溢れる「ステージ企画」

ブース以外でも、さまざまなテーマに沿ったステージ企画が来場者の注目を集めました。各校の持ち時間は3分という短い時間ながら、熱のこもったプレゼンテーションが繰り広げられました。

住まいがテーマのステージには8校が登壇し、約70人の親子を前に個性豊かな寮やシェアハウスでの生活をPR。「海が近い」「毎日温泉に入ることができる」「自分で釣った魚をさばいて食べる」「集中できる自習室がある」「1人1台の冷蔵庫がある」など、地域みらい留学ならではの魅力的な生活環境が紹介されました。

特色のある学びを発表するステージには9校が登壇。北海道標茶高校は、道東特有のタンチョウヅルについて地域の人から学び、ガイド力を身につけるという独自の学習内容を紹介し、相手に伝える力を身につけることができるとアピールしました。大分県立安心院(あじむ)高校は、ワイン用のブドウの収穫や仕込みができることに加え、来年度からはブドウの栽培も予定しているという、地域に密着したユニークな学びを紹介しました。

他にも高校生が地域や企業と連携して開発した商品から日本一を決める「商品開発コンテスト」など、多彩なコンテンツが会場を盛り上げました。

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参加者・関係者のリアルな声

会場に足を運んだ中学生からは、直接話を聞けたことへの喜びや安心の声が多く寄せられました。

中学生からは

  • 「まだ進路を悩んでいるのでたくさんの高校の話を聞けてよかった」(中学3年生男子)

  • 「地域みらい留学をすることは決めているので高校選びの参考になった」(中学3年生女子)

  • 「ネットで調べるよりいろんな情報を集めることができた。寮がある高校に行きたいのでそれを基準に高校の話を聞くことができた」(中学2年生女子)

イベントを支える関係者にとっても、重要な交流の場となっていました。北海道夕張高校のブースには、市役所職員、高校魅力化コーディネーター(CN)、在校生、高校職員が一体となって参加し、少人数でアットホームな校風や自然の豊かさをPRしました。参加した市職員は近隣ブースの高校と寮の悩みなどについて情報交換ができ、CNの友成佳奈さんも「他校のCNとも交流して高校で新しく始めたいことや業務の悩み相談もできて充実した時間を過ごすことができた」と語るなど、参加した高校、自治体の熱意と横のつながりも感じられるイベントでした。

おわりに

「日本まるごと高校フェス」は学校との偶然の出会いや発見に満ちていました。各校は1人でも多くの中学生にブースに来てほしいと特産品をモチーフにしたかぶり物や手作りの看板で呼び込みをするなど会場は賑やかで温かい雰囲気に包まれていました。また地域みらい留学をした卒業生やその保護者がスタッフとして参加していて来場者は気になることをその場で気軽に聞き、不安点を解消するなど有意義な時間を過ごしていました。

私自身、初めてのイベント参加でしたが運営スタッフはもちろんのこと、参加した高校や自治体が熱意を持って来場者に接していたのが印象的でした。今回のイベントが多くの中学生にとって「地域みらい留学」という新たな選択肢への第一歩となったことと思います。今後の彼らの「冒険」に期待が高まります。

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今後の開催日程

7月11日(土)、12日(日) 大阪・OMM展示ホール
7月25日(土)、26日(日) 東京・東京流通センター
8月22日(土)、23日(日) 東京・東京流通センター

フェスの詳細はこちらから

取材:地域・教育魅力化プラットフォーム 小村麻衣

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